格としては正装にはならず、気軽なお呼ばれのかんじです。
結婚式ではないし、式典でもないので周りの方々も普段着よりも
少しおめかしというかんじなのであまり気張っても浮いてしまうと
思い格を下げていきました。
よく絞りは式には着られない、とか耳にしますが、
高価なものなのになぜ?!と思われるかと思います。
格の決め方は、値段と関係はないのです。
染めかたと柄付けと紋の数が重要です。
絞りは大変豪華で、贅沢な品で、お値段も
高価ですが格となるとまた別物です。
訪問着のように 裾や肩で染め分けてあったりするものは
格は訪問着と同じです。
未婚者は袖の長さで格が決まりますので長ければ
礼装・正装になります。
袖が短い場合、全体に絞りだと小紋になり、格も小紋の格です。
既婚者は黒留袖や色留袖のように裾が絵羽柄になっていれば
絞りでも同格となります。
それに肩衿袖にも柄があれば訪問着と同格となり、
全体に総柄の場合は小紋に準じます。
絞りは正装にはならない、といわれるのは小紋に準じた場合のことを
言っているのかと思われます。
振り袖や留め袖、訪問着などはその限りではありません。
きちんと正装になります。
紋がついていたら、無地でも正装になります。
パーティーでの着物選びのポイントは、3つ。
1、パーティーの内容、パーティー会場に見合うもの
2、自分に似合うもの
3、季節感のあるもの
一流のホテルマンはどこをみて人を判断しているか
ご存じですか?
それは
「トータルのイメージ(印象)」だそうです!!
全体のバランスが良く、洗練された印象の方は、レストランの一番良い席
にご案内されるそうです。
それはなぜかというと・・・?
レストランやホテルの”格”をあげてくれるから。
つまり、良い宣伝になるからとのことでした。
確かに外からレストランを覗いてみて、素敵な雰囲気で素敵な
お客さんがいらしたら、ここいいかも!!
と思いますよね^^
よく身に着けている装飾品などを見てその人を判断
する、などと聞きますが、それは
時計や靴などのブランドをみるときは、
”その人がお金をもっているのかを判断するとき”
のことだそうです!!
外見は高価なものや
ブランドものを身につけることが大切なのではなく、
自分やその場にどのように合っているのか?
着ていく場所と主催者との兼ね合いが大事で、
主役は誰なのか、どういった集まりなのか、
TPOをふまえて着物を選ぶ必要がありますね。
かといって面倒だから着物はやめた!とならないように。。。
一般の方は着物を着ているだけで喜んでくれるものです。
気兼ねしないでせっかくある着物を活用しましょう!^^
なにを着たらいいのかわからない、
などあればよかったらお問い合わせからでもご相談くださいね。^^
「小樽の成人式・卒業式・入学式・結婚式は乙女の着物で!
札幌・余市などからもご利用いただいています。
※そのほかの着物レンタルや、出張着付けもご相談ください。
「訪問着や色無地」(入園、入学、卒園、卒業、七五三、十三参り、付き添い、ご友人の結婚式、パーティー、謝恩会など)
「留袖・色留袖」(仲人、ご親族の結婚式など)
「振袖」(成人式、卒業式、ご友人の結婚式、お正月、初釜など)
「袴」(卒業式・謝恩会・コスプレなど)
「浴衣」(夏祭り、花火大会、夕涼みなど)
2