源氏香(げんじこう)体験
よく、着物や帯の柄にありますよね。
粋で好きな柄です^^
源氏香とはなんなのか。
はじめて源氏香の体験をしました。
あまりないので、貴重な体験でした。
源氏香とは、源氏物語の巻名を題材とした組香のこと。
組香とは香りを効く(嗅ぐ)あそびのこと。
香りを嗅ぐとは言わないそう。効くというそうです。
準備の段階からすずりや香木や和紙などが用意され、
とても和なかんじが漂っています。。。
この黒塗りの箱は昔の高貴なお姫様のお嫁入りのときの 嫁入り道具のひとつで、
これには高価な貴重な香木(お香)を 入れて持って行ったのだそうです。
そしてこの和紙に書かれているのがご存知、源氏香の香の図。
源氏香といってもこんなに種類があるのです。 それぞれに名前がついています。
夕顔・葵・夕霧・末摘花。。。
どこかで聞いたことが・・・。
そうです。源氏物語に出てきますよね。
そしていよいよお香を効いてみます。
お香なので、香炉が少し熱いのですが、
この熱で 香の香りが出るのですね。
効き方を教わり、効いてみました。
天然の香りですが、今まで嗅いだことのない香りでした。
この香木というのが大変な高価なものだそうで、
いいものになると3グラムで1万円するそうです<
そして、ひととおりお作法を習ったところで、
源氏香(香りを当てるあそび)開始!
答えを書く紙は和紙、筆で書くためすずりで墨を。 墨汁はつかいません。
すずりなんて中学校以来でしょうか<
そして名前を書きます。
これに香の図を書きます。
あそびはこういうものです。
まず、5種類のお香をそれぞれ5個ずつ用意します。
5種類が5個なので全部で25個の包ができます。
それを打ち交ぜて、その中から5つを取り出します。
何番目と何番目が一緒だったのか、
あるいは違うのかを 香の図とその巻名で答えます。
この香の図が54個あるのです。
香りに集中して5個の香りを効きました。
同じような香りのような違うような・・・。
そして、答えは・・・!?
先生がひとりひとりの点数を書いてくださいます。
3つ当てた人が最高点でした。^^
ちなみに私はひとつしか当たらなかった<
最高点の方にこの先生が書いたものをいただけたのでした。
むかしは男性が賭けてあそんでいたそうで、女性のあそびと思いきや
じつは男性のほうが熱くなっていたようです^^
なかなかできない体験でとっても楽しかったです。
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