よく、「絞りの着物はいくら高価でも
正装には着られない」と聞くことがあります。
絞りは大変豪華で、贅沢な品で、お値段も
高価ですが格となるとまた別物です。
格の決め方は、値段と関係はないのです。
染めかたと柄付けと紋の数が重要です。
訪問着のように 裾や肩で染め分けてあったりするものは
格は訪問着と同じです。
未婚者は袖の長さで格が決まりますので振袖などは
礼装・正装になります。
袖が短い場合、全体に絞りだと小紋になり、
格も小紋の格です。
既婚者は黒留袖や色留袖のように裾が絵羽柄になっていれば
絞りでも同格となります。
それに肩衿袖にも柄があれば訪問着と同格となり、
全体に総柄の場合は小紋に準じます。
絞りは正装にはならない、といわれるのは
小紋に準じた場合のことを言っている
のかと思われます。
振り袖や留め袖、訪問着などはその限りではありません。
紋がついていたら、無地でも正装になります。
着ていく場所と主催者との兼ね合いが大事で、
主役は誰なのか、どういった集まりなのか、
TPOをふまえて着物を選ぶ必要がありますね。
かといって面倒だから着物はやめた!とならないように。。。
一般の方は着物を着ているだけで喜んでくれるものです。
気兼ねしないでせっかくある着物を活用しましょう!^^
なにを着たらいいのかわからない、
などあればよかったらお問い合わせからでもご相談ください。^^
「小樽の成人式・卒業式・入学式・結婚式の着物は乙女のきものにおまかせ!
札幌・琴似・手稲などからもご利用いただいています。
※そのほかの着物レンタルや、出張着付けもご相談ください。
「訪問着や色無地」(入園、入学、卒園、卒業、七五三、十三参り、付き添い、ご友人の結婚式、パーティー、謝恩会など)
「留袖・色留袖」(仲人、ご親族の結婚式など)
「振袖」(成人式、卒業式、ご友人の結婚式、お正月、初釜など)
「袴」(卒業式・謝恩会・コスプレなど)
「浴衣」(夏祭り、花火大会、夕涼みなど)