端午の節句
最近では鯉のぼりを立てている家も少なくなりました。
端午の節句は菖蒲の節句ともいわれ
厄を祓う菖蒲やよもぎを軒(のき)につるし、また菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。
身を守る「鎧」や「兜」を飾り、「鯉のぼり」をたてて
男の子の成長や出世を願ってお祝いをします。
ちまきを食べたり、柏餅を食べたりしますが、
どちらがいいのでしょう?
初節句(男の子が生まれて初めての節句)には粽(ちまき)を、
次の年からは柏餅を食べます。
柏の木は新しい芽がでるまで古い葉を落とさないことから
子孫繁栄(家系が絶えない繁栄)に通じるとされている縁起物
ということで食べられるのだそうです。
節句なので厄除けの意味合いが強く
ちまきに結んだ五色の糸(赤・青・黄・白・黒)は、
子供が無事に育つようにとの魔よけの意味で鯉のぼりの吹流しの色にも
つかわれています。
鯉のぼりの季節になると近所の川に
鯉のぼりと大漁旗が勢いよくなびいている姿が圧巻なのです。
子供が大きくなり、鯉のぼりをたてることもなくなったものを
集めたようです。
小樽はニシン漁が大変盛んでしたので
これらの大漁旗も小樽の海にはよく見られた光景なのですね。
この時期にしか見られないので毎年ひそかに楽しみにしています。。。